9月16日更新|外壁塗装は本当に今必要?まだ塗装しなくていい家の見分け方をプロが解説|さいたま市 まさゆめ塗装


こんにちは。まさゆめ塗装の鷲巣です。
外壁塗装の現地調査にお伺いすると、
「築10年くらい経ったけど、本当に今塗装した方がいいんですか?」
「まだきれいに見えるけど、塗装する必要ありますか?」
というご質問をいただくことがあります。
結論からお伝えすると、築年数だけを見て、すべてのお家が今すぐ塗装しなければいけないわけではありません。
まだ塗装しなくても問題ないお家もあります。
ただし反対に、見た目ではそれほど傷んでいなくても、そろそろメンテナンスを考えた方がいいお家もあります。
今回は、私たちが現地調査でどんなところを見ながら「まだ大丈夫」「そろそろ塗装を考えた方がいい」と判断しているのか、できるだけ分かりやすくお話しします。
そもそも、なぜ外壁塗装をするの?


お家の外壁や屋根は、毎日紫外線や雨、風にさらされています。
人のお肌が紫外線によって日焼けしたり荒れたりするのと同じように、外壁や屋根も少しずつダメージを受けています。
その外壁材や屋根材を守っているものの一つが「塗装」です。
表面を塗料でコーティングすることで、紫外線や雨水などから外壁材・屋根材を守っています。
逆に、この保護機能が弱くなった状態を長期間そのままにしてしまうと、外壁材そのものが傷んだり、ひび割れや欠損、腐食などにつながることがあります。
さらに状態が進めば、雨水が建物内部へ入り込み、雨漏りにつながる可能性もあります。
そのため外壁塗装は、単純に「家をきれいにするため」だけの工事ではありません。
今ある外壁や屋根を、できるだけ良い状態で長く使っていくためのメンテナンスという意味があります。
塗装は「傷んだ家を新品に戻す工事」ではありません


ここは、私たちがとても大切にしているポイントです。
塗装をすれば、傷んだ建物がすべて元通りになるわけではありません。
塗装の大きな役割は、
「今の状態から、これ以上傷みにくくすること」
です。
もちろん適切な下地処理や補修をしてから塗装しますが、外壁材や屋根材そのものが大きく傷んでしまえば、塗装だけでは対応できなくなる場合があります。
そうなると、外壁材の張り替えや屋根のカバー工法、板金工事など、塗装以外の工事が必要になることもあります。
だからこそ私たちは、「ボロボロになってから塗る」のではなく、塗装で守れる状態のうちにメンテナンスすることをおすすめしています。
築10年は一つの目安。でも年数だけでは決めません


一般的に外壁塗装を考え始めるタイミングとして「築10年前後」と言われることが多くあります。
私たちも、築10年前後になれば一度お家の状態を確認してもいい時期だと考えています。
ただし、
「築10年になった=絶対に塗装しなければいけない」
ということではありません。
外壁材や屋根材の種類、日当たり、周囲の環境、新築時に使用された材料などによって、劣化の進み方はお家ごとに違います。
反対に築10年を超えていても、状態が良ければ急いで工事をする必要がないケースもあります。
特に築7年未満程度のお家で、大きな異常が見られない場合は、基本的にはまだ塗装を急がなくてもいいケースが多いです。
大切なのは、築年数だけではなく現在のお家の状態を見ることです。
※一部例外!新築時のデザインを残したい方「クリヤー塗装」はお早めに


一つ例外として早めに考えていただきたいのが、サイディングのデザインをそのまま残す「クリヤー塗装」です。
クリヤー塗装は、その名前の通り透明な塗料を使用します。
現在の外壁の柄や色を生かしたまま表面を保護できるのがメリットです。
ただし透明なので、すでに発生している色あせや傷、ひび割れなどを塗料で隠すことはできません。
そのため、
「新築時のサイディングの柄を残したい」
「今の外壁のデザインが気に入っている」
という場合は、外壁が大きく傷んでしまう前にクリヤー塗装を検討することが大切です。
私たちとしては、クリヤー塗装を希望されるのであれば、築10年を迎える前から一度状態を確認していただきたいと考えています。
築7〜10年くらいから確認してほしいポイント


では、実際にどこを確認すればいいのでしょうか。
私たちが現地調査で確認するポイントの一部をご紹介します。
① 外壁にひび割れがないか
まず確認するのが外壁です。
細かなひび割れや大きな亀裂がないか、外壁材自体が傷んでいないかを確認します。
ひび割れは大きさや場所によって原因や緊急度が異なるため、「ひび割れがある=すぐ塗装」と単純に判断するものではありません。
② コーキングが傷んでいないか
サイディングのお家では、外壁材と外壁材の間にコーキング材が使用されています。
この部分に、
・ひび割れ
・剥がれ
・隙間
・硬化
などがないか確認します。
外壁そのものがきれいでも、コーキングが先に傷んでいることもあります。
③ 屋根に異常がないか
屋根についても、
・屋根材が割れていないか
・欠けていないか
・板金が浮いていないか
・釘が浮いていないか
・板金が外れていないか
などを確認します。
屋根は普段ご自身では確認しづらい場所なので、外壁以上に状態が分かりにくい部分です。
④ ベランダ・バルコニーの防水
ベランダやバルコニーも大切です。
防水層にひび割れや浮きがないか、歩いたときに床がプカプカしていないかなどを確認します。
防水機能が低下すると、その下の部屋や軒天などへの雨漏りにつながる場合があります。
「まだ塗らなくていい家」はどんな家?


ここまでを踏まえると、
・築年数がまだ浅い
・外壁に大きなひび割れや傷みがない
・コーキングの状態も良い
・屋根材や板金に異常がない
・ベランダ防水にも問題がない
・雨水が入り込むような箇所が見当たらない
こうしたお家であれば、必ずしも今すぐ塗装する必要はありません。
私たちが現地調査をして、
「まだ塗装しなくても大丈夫そうですね」
とお伝えすることもあります。
工事をすることではなく、お家を長く守ることが目的だからです。
ただし「雨漏りしてから」では遅いことがあります。
一方で注意していただきたいのが、
「まだ雨漏りしていないから大丈夫」
という考え方です。
雨漏りは、建物からするとかなり劣化が進んでから表面化するケースがあります。
室内の天井にシミが出たり、水が落ちてきたりした時点では、すでに内部へ雨水が入っている可能性があります。
そのため理想としては、
雨漏りしてから直すのではなく、雨漏りする前に弱っている部分を見つけてメンテナンスすること。
これが建物を長持ちさせるうえで重要だと考えています。
築15年、20年、30年経ってからでも塗装できるお家はもちろんあります。
ただし劣化が進んでしまうと、塗装だけでは済まない可能性が高くなります。
例えば外壁材そのものの交換、屋根カバー工法、板金交換、下地補修などが必要になれば、その分工事内容も増えていきます。
反対に、まだ外壁材や屋根材がしっかりしている段階でメンテナンスできれば、比較的シンプルな工事で済むことがあります。
だから私たちは、
「早く塗った方がいい」というより、「塗装で守れるうちにメンテナンスすることが大切」
だと考えています。
自分の家が「まだ大丈夫」なのか分からない方へ


外壁塗装の難しいところは、お客様ご自身で工事時期を判断するのが難しいことです。
築10年という数字だけでも決められませんし、外壁を見ただけでも分からないことがあります。
私たちは現地調査で、外壁だけではなく、屋根・コーキング・防水・板金など、お家の外回りを総合的に確認しています。
その結果、まだ工事が必要なければ、
「今はまだ塗らなくても大丈夫です」
とお伝えします。
逆に、今のうちにメンテナンスした方がいい部分があれば、なぜ必要なのかを写真などを使いながらご説明します。
外壁塗装は決して安い工事ではありません


外壁塗装は安い工事ではないからこそ「築10年になったから塗る」のではなく、今のお家の状態を確認してから判断することが大切です。
さいたま市周辺で、
「そろそろ築10年だけど塗装した方がいいのかな?」
「まだ塗らなくても大丈夫?」
「外壁だけじゃなく屋根やベランダも一度見てほしい」
という方は、お気軽にまさゆめ塗装へご相談ください。
無理に工事をおすすめするのではなく、まずは現在のお家の状態を確認し、今必要なメンテナンスなのか、それともまだ先でも大丈夫なのかを一緒に考えさせていただきます。
塗料のこと、工法のこと、予算のこと——正直にお伝えすることで、時には「そこまで高いグレードじゃなくても」とご提案することもあります。
押し付けではなく、お客様が納得して選ばれた答えが、その家にとって一番正しい選択だと信じています。
「ちょっと見てもらうだけ」「相談だけ」でも、もちろん歓迎です。
どんな小さなことでも、まずはお気軽にご相談ください。





















